本日は、スタディサークルの作り方や活動内容に悩むあなたのために、5つの活動類型のお話をします。
スタディサークルの活動はしてみたいものの、どんな活動をしたら良いかわからないと思うことはありませんか?
やりたいことはあるけど、頭の中がモヤモヤして何も出てこない、誰か助けて~!と思ったり。
そんなとき、活動には典型的な型がありますので、まずは型から活動を始めてみませんか?
ここでは、典型的な5つの活動類型をご紹介します。
この記事の発信元について
Table of Contents
Toggle1 講義型のサークル活動
講義型は、その名の通り特定の誰かが先生(講師)となって、まさに大学の講義のように教えていく方法です。
最初のメンバーのあなたに特技があれば、ご自分が先生となって教えることから始めても良いですし、お友達に何か技能や知識をお持ちの方がいれば、先生としてお願いするのも良いです。
また、サークルメンバーが毎回交代で先生となって教えるのも、もちろんOKです。
コロナ禍にあっては、感染が拡大している時に動画やZoomなどを活用してオンラインでの配信なども既に常態化していますが、これらのオンライン配信はほとんどが講義型となります。
2 紹介型のサークル活動
紹介型は、特定の商品やコンテンツを題材として理解を深めていく方法です。
例えば名作の映画、音楽、絵画、本などをその場で視聴したり紹介したりして、その内容の本質や背景、意義などについてメンバー間で意見交換をしながら理解を深めていくものです。
メンバー間で持ち回りで、お気に入りの作品などを紹介し合うのも良いかと思います。
典型的な例として、読者サークルなどでは毎月お題の本を取り上げて、その本について活動時間中に読んだり、活動日までに各自お題の本を読んできて、各自感想を共有するなどの活動となります。
また、ビブリオバトルなど、ワークショップ形式でのイベント進行も考えられます。
3 体験型のサークル活動
体験型の活動は、その名の通り参加メンバーが、実地活動としてある物事を体験する形式たなり、講義型との組み合わせなどを行うことで、より理解を深めることができます。
例えば、ガーデニングや写真撮影などの手法を講義型で理解した後に、実際の現場で学んだことを試しに実施し、リアルな体験を学びとするなどです。
第一週は講義型、第二週は体験型と交互に学びの機会を与えることで、サークルメンバーの理解は飛躍的に高まるでしょう。
4 製作・練習型のサークル活動
製作・練習型の活動は、典型には公文式のような活動内容です。サークルメンバーのそれぞれ又は合同で作りたいもの、練習したいもの、勉強したいものを毎回の活動時間内で行うというものです。
例えば、手芸サークルでは、各自自分が作りたいものを作り、ジャスサークルなどでは練習のセッションなどを行い技能を高めていきます。
習字教室などでは、毎回決められたワークを各メンバーが自習形式で行い、最後に先生に添削してもらうなどの活動となります。
ただこの型は、ついつい毎回自分のペースで自分の知識と技能を磨いていくため、時折、講義型や紹介型など他の型と組み合わせることで、飛躍的に知識と技能を高めることが可能となるため、組み合わせについても検討してみましょう。
5 対話型のサークル活動
最後に対話型の活動ですが、これはワークショップ形式のイベントなどに良く使われる活動手法です。
特定のテーマを題材に、参加者同士が対話を行い、異なる価値観・考えに触れることで、より物事の理解を深めたり、これまで思いつかなかったアイデアなどを導き出したりします。
これまでの型でも、当然のこととして、参加メンバー同士の会話は行われていると思いますが、対話型はより長い時間対話に時間を割いて、何か意図や目的を持って対話のデザインを行うことが特徴です。
また、この型も他の型と組み合わせで使う場合が多く、例えば1日の活動時間の前半に講義型や紹介型の活動により、知識を頭に入れた後で、対話型によりメンバー間の相互理解を深めるといったことも考えられます。
いかがでしたでしょうか?何を活動すればよいか少し見えてきましたでしょうか?ぜひ、楽しみながらスタディサークル活動を始めてください。それでは、また。
この記事の発信元について