「おしえる、おそわる、仲間ができる。」をテーマに、地域の学びのサークル活動を支援する「空吹きチャーリー亭」運営事務局です。本日は、他人の良いところを見つける方法についてお伝えします。
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人が悩みを抱える時、その多くは人と人との人間関係で悩むことが多いそうです。
自分と違うことが当たり前なのに、違うことを受け入れられなかったり、悪いように捉えてしまったして、「自分はなんて性格が悪いのか」と自己嫌悪になったりすることもありますよね。
他人の良いところが見つけられれば、もっと人間関係が上手くいくし、スタディサークルの活動も楽しいのにと思うこともあるでしょう。
でも実は、他人の良いところを見つける方法は、意識して訓練することで、誰でも自然とできるようになります。
本日の記事でわかること
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今回は、他人の良いところを見つける方法について、3つの方法にしぼり、わかりやすく解説します。
Table of Contents
Toggle1 他人の良いところを見つける方法1
【自分の長所・短所との比較】
まず最初の方法は、自分の長所と短所を書き出し、相手と比較することから始めましょう。
なぜなら、他人の良いところや悪いところが何かわかるためには、自分自身と比較することで見えてくることがあります。
例えば、
- 自分と比べて掃除好きだな→綺麗好き
- 自分と比べて行動が早い→機転が利く
- 自分と比べてよく食べる→健康的
つまり、長所・短所というのは相対的なものなので、他人の良いところを見つける方法は、「自分と比べて優れている点」を探すこととなります。
そしてそれは、どんな些細なことでも、自分と比べて優れているところを見つけてしまえば、そこをきっかけに「良いところだな」と思うことができるでしょう。
ぜひ、身近な人と自分を比べてみて、優れている点を見つけてみましょう。
2 他人の良いところを見つける方法2
【短所から長所を導く】
「いや、それでも他人の短所しか見えないんです。。」という人がいるかもしれません。
その場合、長所は短所の裏返し。
短所から長所を少々無理やり導き出すことを訓練してみましょう。
この方法なら短所しか見えない人でも他人の長所を見つけることができます。
例えば、
- 頑固だな→信念がある
- 小言がうるさいな→物事を細やかに見れる
- いつも仕事ばかり→責任感が強い
- 優柔不断なんですが→協調性がある
- 計画性がない→柔軟性がある
「いやいや、そんなこと言われても無理やり過ぎる」と思うかもしれません。
でも、これは訓練なのです。
最初は無理やりかもしれませんが、そのうちに、瞬間的に短所を長所に切り替えられるようになります。
その結果、初対面の人とお話するときも、きっと相手の良いところをすぐ見つけられるようになり、これまで以上に人間関係を深めることができるようになるでしょう。
3 他人の良いところを見つける方法3
【他人の行動の理由に関心を持つ】
人間関係の専門家であるD・カーネギー氏はその著書『人を動かす』の中で友を得るには「相手に純粋な関心を寄せること」が大切であると言っています。
そこで相手の良いところを見つけるために、習慣として相手に純粋な関心を寄せること、そして何より他人の行動の理由に関心を持つことが重要です。
なぜなら、関心がない物事についての良さなんて、そもそも目に入らないですし、わからないですよね。
でも関心を持てと言ってもどうしたら良いかわからない人のために、具体的には相手の行動の「理由」に関心を持つことを意識してみましょう。
例えば、
- ケチで倹約家である→家計の将来を守ろうと責任感がある
- いつも勝手に決める→家族に余計な手間と心配をかけたくない
- あれしろとうるさい→愛情を持って家族を律しようとしている
人が何か行動をするには理由があるはずです。他の人からは理解できない行動であっても、本人には言葉に出していない行動理由があります。
行動理由を掘り起こしてみれば、それが案外あなたにとって良いところとして見えてくることがあります。
是非、日々の生活の中で他人の行動の理由に関心を持つことを心がけてみましょう。
4 他人の良いところを見つける方法まとめ
以上で、他人の良いところを見つける方法について、3つの方法にしぼって解説しました。お役にたちましたでしょうか?
もう一度まとめますと、
- 他人の良いところを見つける方法1
【自分の長所・短所との比較】 - 他人の良いところを見つける方法2
【短所から長所を導く】 - 他人の良いところを見つける方法3
【他人の行動の理由に関心を持つ】
となります。
これら3つの方法のうち、どれが自分にとって一番合う方法かは人それぞれです。
ただ、一つ一つを日常生活の習慣として実施することで、誰でも他人の良いところを見つけることができます。
そして、他人の良いところを見つけることができれば、その結果もっと人付き合いが上手くいくようになり、あなたのスタディサークルの中の人間関係もきっと素敵なものになると思います。
明日以降のスタディサークルの活動が、より充実したものになるよう祈っています。
5 参考資料
本日の記事で紹介した参考資料を再掲します。
- 人間関係の専門家であるD・カーネギー氏の著書『人を動かす』
空吹きチャーリー亭では、このようなサークル運営を行う際のよくある悩みについて、少しでも不安を解消できるよう「サークルリーダー研修」を開催しています。
実施してほしい研修については、適宜お問合せください。
また、毎月第4日曜日はOPENDAYと日曜フリマです。ぜひお散歩のついでにお立ち寄りいただき、空ちゃの中をご覧になってください。
それでは、良いスタディサークル活動を!
今日も明日もレッツスタディ!
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