こうちゃこうちゃの皆さん、こんにちは!「空吹きチャーリー亭」運営事務局です。本日は、空ちゃ流、美味しい紅茶の入れ方と空ちゃに常備しているおすすめの道具について解説します。
本日の記事は、次のような興味をお持ちの方のための記事となります。
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この記事を最後まで読むことで、次のことがわかります。
- 空ちゃ流の紅茶の美味しい入れ方がわかる
- 紅茶を美味しく入れる道具が理解できる
- あなたも美味しい紅茶の入れ方を再現できる
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それでは、早速美味しい紅茶の入れ方についての解説をしていきます!
Table of Contents
Toggle1 空ちゃ流美味しい紅茶の入れ方
まず最初に皆さんは、お茶会を開きたい、美味しい紅茶を入れたいと思うとき、なんだかとてもお洒落に感じますよね。
そんなお洒落な紅茶でお茶会を開くのだから、調理する場所もお洒落にしないとといけないと思うかもしれません。
でも、美味しい紅茶を入れる場所は、あなたがいつもお料理をしている「キッチンで作る」。
なので、肩ひじをはらず、リラックスしていつものキッチンで紅茶を入れましょう!
では、第1回目の紅茶研究会でお披露目した空ちゃ流美味しい紅茶の入れ方を解説します。
- ①水を100℃に沸かす
- ②ポットとカップを温める
- ③ポットに茶葉を入れる
- ④再度100℃にし、ポットに一気にそそぐ
- ⑤標準は3分間抽出
- ⑥水に「美味しくなーれ」とおまじない
- ⑦抽出時間がたったら全速力でカップにそそぐ
①水を100℃に沸かす
最初に、美味しい紅茶をつくるには、やかんで100℃に水を沸かします。
ただ、実は茶葉によってはもう少し低温で抽出する場合もあります。
しかし、基本は100℃のお湯ですので、まずはやかんで水道水を100℃に沸騰させましょう。
そして、沸騰したら10秒キープ。
そうすることで、火の精霊のエネルギーがお湯に宿ります🤩
ここは紅茶の入れ方の最初の工程であり、味に直結する最も重要な工程です。
②ポットとカップを温める
沸騰したら、一旦抽出用のポットとカップにお湯をそそいで、ポットとカップを温めます。
この工程があるので、お湯をわかす量は、飲む量よりも多めにする必要があります。
③ポットに茶葉を入れる
ポットにお湯をそそいで、ポットを温めたら、そのお湯は流しにすてます。
その後、ポットを計量器の上に置いて、茶葉の量が測ります。
目安は1杯3g(←これが標準です)
1杯はティーカップにもよりますが、大体150ml~200mlです。
なので、何人分の紅茶を入れるかで茶葉の量を変えます。
④再度100℃にし、ポットに一気にそそぐ
茶葉を入れているうちに、やかんのお湯の湯温が若干下がるので、もう一度火をつけて、100℃にします。
沸騰したら、ポットに一気にそそぎます。
ここで躊躇してはいけません。一気にそそぐことがポイントです。
お湯の量は、1杯を200mlと仮定し、何杯分をつくるかで決めてください。
⑤標準は3分間抽出
お湯をそそいだら抽出の時間です。
抽出時間は茶葉によって色々様々とありますが、
標準抽出時間は3分です。
抽出時間は、キッチンタイマーで測りましょう!
あまり濃くせず、淡いストレートで飲む場合は、2分半程度に抑え、ミルクティーのように濃く飲みたい場合は5分以上抽出します。
この抽出時間は、皆さんのお手持ちの茶葉によって、最適な時間が変わるので、是非何回もいれてみて試行錯誤してみてください。
⑥水に「美味しくなーれ」とおまじない
さあ、抽出時間中にとっておきの秘術を紹介します。
それは、ポットが入っているお水に対して、
「美味しくなーれ」
とおまじないをかけることです。
これが、空ちゃ流の美味しい紅茶の入れ方です。
これによって、紅茶の苦みやえぐみが、味のあるものに変わります。(本当ですよ!)
本当かな?と思う方は、是非『水は答えを知っている』という本を読んでみましょう。
⑦抽出時間がたったら全速力でカップにそそぐ
抽出時間が経過したら、全速力でティーカップにそそぎましょう。
ここで、もたもたしてはいけません。
なので、紅茶の抽出中は、誰かとぺちゃくちゃしゃべってはいけません。
抽出時間を意識することが、美味しい紅茶を入れるポイントです。
2 紅茶を入れるために必要な道具とは
美味しい紅茶の入れ方はなんとなくおわかりいただけたと思いますが、何やら色々と道具が必要そうだな?と思うかもしれません。
でも実は、紅茶は各ご家庭のキッチンでつくるものなので、多くのご家庭のキッチンにある道具を使って美味しい紅茶を入れることができます!
とりあえず、紅茶を入れるために必要な道具は、次の8種類です。
このうち、紅茶特有のものは☆がついている3種類だけ。簡単ですね。
あとの5つは、大体どこのご家庭のキッチンにもあるものです。
- ①お好みの茶葉☆
- ②お気に入りのティーカップ☆
- ③ティーポット☆
- ④湯沸かし用やかん or 電気ケトル
- ⑤スプーン
- ⑥計量器
- ⑦茶こし
- ⑧タイマー or 砂時計
①お好みの茶葉☆
まず、紅茶を入れるなら茶葉が必要です。
どんな茶葉があって何が良いかは、別に解説をしますが、売られ方として大きく分けると「ティーパック」タイプと「茶葉のみ」タイプがあります。
紅茶をこれから楽しみたい方は、是非「茶葉のみ」で購入してみましょう。
茶葉の購入場所は、スーパーなどでも売っていますが、コーヒーと比べて売られている茶葉の種類が限定的です。
なので、できればお近くに紅茶専門店があれば、行ってみて、色々な茶葉を買って試してみることをおすすめします。
ちなみに、購入した茶葉は、専用の密閉茶葉缶に保存すると味が落ちなくて良いです。
②お気に入りのティーカップ☆
続いて、ティーカップですが、これはもうほんとお好みで大丈夫です。
ただ、様々なカップがある中で、カップの内側が真っ白なティーカップだけは是非お買い求めください。
紅茶タイムは気分によって、お好きなカップを選んで楽しむべきです。
でも、内側が真っ白なティーカップは、紅茶の色合いや味の違いを楽しむ上で、最もスタンダードな茶器となります。
紅茶の入れ方を勉強したいと思う方は、是非1つは内側が真っ白なティーカップを手に入れましょう!
③ティーポット☆
紅茶を入れるためには、ティーポットが必要です。
ただ、同じティーポットでも抽出用のティーポットとお客様にもお出しする見せるためのティーポットがあります。
見せるためのティーポットは、様々な装飾が施されており、価格もピンキリです。
でも、抽出するだけであれば、安価でシンプルなガラスのティーポットがありますので、まずは抽出用のティーポットからお買い求めください。
抽出用のティーポットを選ぶときは、形状と容量がポイントです。
形状については、茶葉を抽出するときに「ジャンピング」という茶葉が踊るように舞う現象が起こりやすいポットの底が丸みをおびたものを選択しましょう。
容量については、紅茶1杯150ml~200mlなので、日常生活の中で何人分を同時に入れる必要があるか考えてみましょう。
夫婦2人で飲むのが日常なのであれば、とりあえず350ml~400ml程度のティーポットを購入すれば大丈夫です。
一方で、4人で飲む場合は、800ml~1リットルの容量があるポットを購入すると良いでしょう。
④湯沸かし用やかん or 電気ケトル
ここからは、各ご家庭のキッチンにあるもので大丈夫です。
まずは湯沸かし用のやかんです。
ご家庭にある金属のやかんでも良いですし、電気ケトルでお湯を沸かしても大丈夫です。
ただし、プラスチック製のケトルは、少々紅茶の味が変わってしまいますので、おすすめしません。
美味しい紅茶の入れ方のポイントとして、お湯を沸かすやかんの種類は重要です。
空ちゃスタッフのおすすめは、ホーロー製のやかんです。
⑤スプーン
スプーンは茶葉をすくうだけなのでどんなものでも大丈夫。
キッチンにあるものをご使用ください。
⑥計量器
これは何に使うかというと、茶葉の量を測るために使います。
よくスプーン山盛り1杯というような表示をしている場合がありますが、スプーンによって茶葉の量が変わってしまうので、初心者の場合は計量することをおすすめします。
最近は、デジタルスケールがどの家庭にもあると思うので、それで大丈夫です。
⑦茶こし
茶こしは、ティーポットで抽出した紅茶をティーカップに注ぐときに、使用します。
紅茶の茶葉は種類によっては細かいので、なるべく網の目の細かいものを選びましょう。
また、ティーポットによっては茶こし機能が付いているのがありますので、茶こし機能付きのティーポットであれば、茶こしは必要ありませんのでおすすめです。
⑧タイマー or 砂時計
最後は、タイマーです。
タイマーで何をするかと言うと、紅茶の抽出時間を測るためです。
紅茶は秒単位で味が変わるものです。
なので、初心者の方は抽出時間を正確に把握できるようにするためにも、タイマーがおすすめです。
キッチン用の電子タイマーは、どのご家庭にもあると思いますが、ない方は、最近ではダイソーなどの100均にも売っていますので、1つお買い求めください。
また、紅茶の入れ方に慣れてきた方は、砂時計などで抽出時間を測ってみるのも味があって良いですね。
3 空ちゃの常備茶葉&紅茶道具をご紹介
それでは、最後に空ちゃの常備茶葉とレンタルできる紅茶道具をご紹介します。
ご家庭で優雅な紅茶タイムを再現する際に、参考にしてください。
①各種常備茶葉
空ちゃでは、亭主が厳選した各種スタンダードな紅茶の茶葉をご用意しています。
ティーコーナーでご自由に飲むことが可能です。
各茶葉のおすすめの飲み方をご紹介します。
茶葉名 |
おすすめの飲み方 |
ダージリン(セカンドフラッシュ) |
緑茶に近いダージリンは何と言ってもストレートで飲みましょう。抽出時間は2分45分程度かな。低温抽出もお試しを。 |
アッサム |
日本ではミルクティーを勧められていますが、実は繊細で奥深い味なので、ストレートがおすすめ。 |
ドアーズ |
これはミルクティー用の茶葉です。とにかく5分以上抽出し、濃いめで入れて最後に一混ぜ。牛乳で割りましょう! |
キームン |
これはストレート。ウーロン茶と紅茶のあいの子です。抽出時間は2分45分程度がおすすめ。 |
ウバ |
ミルクティーもストレートも飲めます!ミルクティーの時は濃いめの抽出。ストレートの時は短めの抽出で。 |
ニルギリ |
ストレートがおすすめ。爽やかな高原のニルギリは、白い茶器で飲みましょう。抽出時間は2分45分程度。 |
ルフナ |
ルフナは低地の茶葉でコクがある味。この味は必ず100℃の熱いお湯で抽出し、冷めずらい厚みのあるカップで飲みましょう。 |
アールグレイ(デカフェ) |
ベルガモットで香りづけしたアールグレイ。妊婦さんにも安心のデカフェ紅茶です。抽出時間は3分きっかり。 |
チャイ |
チャイはミルクティー専用。茶葉以外の香辛料が含まれているので、抽出時間は長めの6分。砂糖で甘くしましょう。 |
和紅茶(狭山) |
埼玉県の狭山地方の和紅茶。奥深い味です。ストレートで飲みましょう。抽出時間は2分45分程度。 |
フレーバーティー |
バラとマスカットの香りがするフレーバーティー。ストレートで飲みましょう。白い茶器がgood。抽出時間は3分。 |
②選べるティーカップ
さて、お次はティーカップ。
空ちゃに常備しているティーカップは、真っ白なものから、土器のようなカップまで様々。
お好きなティーカップを選んで、紅茶時間をお楽しみください。
③2杯分のティーポット
続いて、ティーポットですが、2杯分のHARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット(容量350ml)をご用意しています。
このティーポットの良いところは、丸いボウル型の底にプラスチックの台がついているため、ポットがテーブルに密着せず、空気層が挟まることで、冷めにくい構造になっています。
そして、茶こし機能もついていて、入れる時も楽ちん!
なので、誰でも焦らず慌てず美味しい紅茶を入れることができます。
④赤いホーローやかん
お湯を沸かすやかんは、赤い可愛いホーローやかん。
色々と試しましたが、ホーローやかんが一番味が美味しくできあがる気がします。
こちらはカリタ(Kalita)の製品で1Lまでお湯を湧かせます。
ぜひ、あなたのお家にもお一つどうぞ!
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⑤ガラスの電気ケトル
やかんでお湯を沸かすのが面倒な方に、ガラス電気ケトルもご用意しています。
温度設定もできるので、紅茶、コーヒー、日本茶とそれぞれ異なる温度を設定して、お湯を沸かすことができます。
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⑥優雅なスプーン
ティースプーンも優雅なデザイン。
茶葉をすくうたびに至福の時間。
⑦3kgまで測れる計量器
計量器はシンプルなもの。
でも3kgまで測れるため、重たい物でも計量可能です。
⑨赤いキッチンタイマー
赤いキッチンタイマーはダイソーの製品。
なんと100円!
⑩砂時計
こちらは3分を測れる砂時計。
でもちょっとアバウトな時間。
4 美味しい紅茶の入れ方に関するおすすめ本
以上が、空ちゃ流の美味しい紅茶の入れ方とおすすめ道具の解説でした。
最後に美味しい紅茶の入れ方について、空ちゃの「きんじょの本棚」に配架しているおすすめ本を紹介します。
是非、空ちゃにお立寄りの際は、ご一読ください。
『はじめての紅茶』大西 進(著)
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『水は答えを知っている』江本 勝(著)
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空ちゃ流n紅茶の入れ方をマスターして、明日以降の皆さんの紅茶ライフが、より充実したものになるよう祈っています。
空吹きチャーリー亭では、日々の学びの活動をサポートし、少しでも皆さんの活動が発展するように応援し、定期的に大人の学び方の研修も実施していきます。実施してほしい研修については、適宜お問合せください。
また、毎月第4日曜日はOPENDAYと日曜フリマです。ぜひお散歩のついでにお立ち寄りいただき、空ちゃの中をご覧になってください。
それでは、今日も明日もレッツスタディ!
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この記事の発信元について