皆さん、こんにちは!「空吹きチャーリー亭」運営事務局です。今日は、大人になってからの観察力の鍛え方について解説します。
本日の記事は、次のようなお悩みの方へ役立つ情報となります。
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何かやらなきゃいけないと思っていても、何をすればいいかわからないのは、よくある話ですが、ある物事を学ぶ際に効率良く成長できる人といつまでたっても中々上手くいかない人で分かれてしまうものです。
そんな時、人の成長にとって重要な要因の一つに「観察力」というものがありますが、この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 大人になってからの観察力の鍛え方がわかる
- 観察対象の探し方がわかる
- 物事の真理を理解できるようになる
- その結果、成長する方法が見えてくる
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記事の目次は下記のとおりです。では、早速解説をしていきます。
Table of Contents
Toggle1 観察力を鍛えることの重要性
まず始めに、人が人間的な成長の過程において、なぜ観察力が重要なのか説明します。
先に結論から言って、学び=95%が観察→分析→再現性の確認であるため、最初の観察が上手くいかないと、その先に進めないからです。
では残りの95%は何かというと、それが創造=オリジナリティというわけですが、創造は95%の地平の先です。
観察の重要性については、次のような例をイメージするとわかりやすいです。
- 公文で100点になるまで何回もやり直し
- 志望校の過去問をひたすら10回解く
- バスケで上手い先輩のシュートを真似る
- 音楽においてプロの演奏を楽譜に起こす
- 英語で海外ドラマの会話をリピート発音
要は人は無意識のうちに、観察→分析→再現性の確認を子どものころからずっとやってきているわけです。
なので、大人になったからといって、成長を望む場合には、何か魔法のような手法があるわけではなく、基本的に観察→分析→再現性の確認という同じ手順を踏むことになります。
ということで、その手順の最初の「観察」が大変重要であるということになります。
2 大人の観察力の鍛え方【3つの問いでグングン向上】
さあ、それでは、大人の観察力の鍛え方について説明します。
結論から言って、学びたい事柄に対して次の3つの問いを投げかけ続けることで、観察力がグングン向上していきます。
- 問1 観察してわかったことは何か?
- 問2 観察して疑問に感じたことは何か?
- 問3 今後どんなことを調べるべきか?
では、それぞれ深堀解説していきます。
問0 観察レポートテンプレート配布
問いの解説の前に、観察する際の「観察レポート」のテンプレートを配布しておきます。
これから、様々な物事を観察する際に参考としてください。
適宜印刷してご自由にお使いください。もちろん、テンプレートを参考に自分の手帳などに書き写してもOKですよ!
問1 観察してわかったことは何か?
一つ目の問いは「観察してわかったことが何か?」というものです。
ある物事をじっくり見てみましょう!すべては、そこから始まります。
子どもの頃から先生に教えてもらわなければ、何もできないのではなく、目の前に起こっている現象をまずはよく見る。よく観察する。何が起こっているかじっと見る。
ちなみに教科書や学校でおそわったことが真実であるとは限りません。
観察のコツは次のようなものです。
- まずはじっくりと対象を見る
- これ以上見れないくらいしばらく見続ける
- 色々触ったり、隅から隅まで調べる
- 観察してわかったことは手書きで書き留める
- 文字だけでなく図などにしてもOK
- 綺麗にまとめようとせずわかったことを散発的に書く
問2 観察して疑問に感じたことは何か?
続いては、「観察して疑問に感じたことは何か?」という問いです。
物事を観察し続けると、「何でそんなことをやっているの?」であったり、「何でそんなに上手くいくんだろう。」、「どうしてそんなことが起こるのか?」と疑問が湧き上がってくるはずです。
ちなみに何も疑問が湧き上がらない人は、観察が足りませんので、問1からやり直しです。
また、観察してきたことを思い返しながら、歩き回るのも効果的です。
ぐるぐる家の中を歩いてもいいですし、街中を徘徊してもいいです。歩くことで、どうやら人間の頭は活性化するようです。
お風呂やトイレでも思い出すように疑問が湧き上がります。
さあ、それでは湧き上がった疑問を書き留めましょう。
疑問を書き留めるコツを改めてまとめると次のとおりです。
- 湧き上がったら直ぐメモ(手書きでも、スマホのメモアプリでも可)
- まとめようとせず散発的に書く
- 歩きながら考えるのは最適なので散歩しよう
- お風呂やトイレで疑問が湧き上がることも
- 当然、図も書いてOK
問3 今後どんなことを調べるべきか?
最後の問いは「今後どんなことを調べるべきか?」というものです。
観察の結果、疑問がふつふつと湧いていることと思います。
ではその疑問に対して、何を調べるべきか考えてみましょう!
この時は、スマホやパソコンのGoogleさんで検索してもいいです。
そして、調べたいことをマインドマップなどを使って整理・カテゴライズしても良いです。
あと、一晩寝ると人は考えが整理されるようです。
調べるものを整理するコツは次のとおりです。
- 一旦調べたいことを思いつく限り書き出す
- フセンなどに書き出してもいいですよ
- 書き出されたモノのマインドマップなどの手法で整理・カテゴライズ
- 思い浮かんでこない場合は目を閉じてみる
- それでも浮かばない場合は一晩寝る
3 観察力の鍛え方以前の観察対象の探し方
さて、ここまで観察の方法について解説してきましたが、皆さんの中には観察方法はわかったけど「そもそも観察対象がわからない」と思っている人もいらっしゃるかもしれません。
そこで、最後は「観察対象の探し方」について説明します。
結論から言って、観察対象は以下の内容で問題ありません。
- 今、自分がちょっと気になるモノ・人・世界
人は自分が今気になっていることしかあまり目に入りません。
なので、無理に目に入っていないものを見つけようとするより、今気になっていることに素直になって、心の中の引っ掛かりを大切にしましょう!
ただし、自分が成長したいと強く願わないと、気になる観察対象は目の前に現れません。
なので、自分の成りたい姿、成長した先の姿を心にイメージして、日々を過ごしましょう!そうすれば、自ずとあなたの前に観察対象が舞い降りてきます。
大人の観察力の鍛え方の説明は以上となります。
明日以降のスタディサークルの活動が、より充実したものになるよう祈っています。
空吹きチャーリー亭では、このようなサークル運営を行う際のよくある悩みについて、少しでも不安を解消できるよう「サークルリーダー研修」を開催しています。実施してほしい研修については、適宜お問合せください。
また、毎月第4日曜日はOPENDAYと日曜フリマです。ぜひお散歩のついでにお立ち寄りいただき、空ちゃの中をご覧になってください。
それでは、良いスタディサークル活動を!
今日も明日もレッツスタディ!
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